おかげさまで、昨年6月1日より当社は創業15年目に突入しました。
これはひとえに、これまでのみなさまのご支援の賜物と感謝しています。
ありがとうございました。
さて、第15期は「第四幕をはじめよう!」を経営スローガンに掲げてきました。創業15周年・50歳のこのタイミングで、第四幕として、新しいビジネスをスタートしたいと決意し、新しいビジネスを模索した1年でした。
またそれは同時に、当社の存在価値を自ら問い直す1年でもありました。
第四幕の舞台を探して、バンコクやミャンマーをはじめ、安心院、小国、星野村、いわき、会津、京都、名古屋、福山、岡山、梅ヶ島、豊根、千代村、郡上明宝、宮川村、伊勢、佐渡、喜多方、下川、鹿追、大樹と気がつけば、いろいろな土地を巡りました。
なかでも、バンコクモーターショーの見学のついでに「そうだ、ミャンマーに行ってみよう!」と思い立ち、バンコクのミャンマー大使館に居座り、必死の思いで獲得した観光ビザで初めて訪問したヤンゴン。わずか3時間の滞在でしたが、市民がみんな希望に溢れている姿はとても強烈な印象を覚えました。2回目の訪問ではビザの不備により、人生初の強制送還も経験しました。
そんなこともあって、この地にすごく縁を感じました。第四幕の舞台はミャンマー(ビルマ)の旧都ヤンゴン(ラングーン)。この地でピッツア屋さんを開業し、ゆくゆくはリクルート退職時に考えていた中古車事業も展開したい。
創立記念日の6月1日にはヤンゴンでピッツアの試作品を焼いてきました。
また、これを機に、品川オフィスを閉鎖し、仕事場を横浜に移転。経営の効率化を図り、同時に経営体制も一新しました。
しかし、ミャンマーの外資規制の壁もあり、このプロジェクトはまだ結実していません。また、国内での業績立て直しの遅れもあり、当面は既存事業に軸足を戻して活動することにしました。
現在は創業の地である大倉山(本社)に仕事場を移して経営再建中です。
そして、今年4月には再び、渋谷は桜丘にオフィスを移転します。
これを機に、本業を再興するとともに、
今年こそは「第四幕」をはじめたいと願っています。
2013年元旦
株式会社ネクスト・ワン
代表取締役 宮崎秀敏
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