当社の前身である有限会社宮崎CS研究所の創業は1998年6月1日。
折しも日本代表が初めてFIFAワールドカップ フランス大会(6/10〜7/12)に出場し、その期待で日本国中がたいへん盛り上がっていたときです。
創業のきっかけはトヨタ自動車チームCSとの出会い。
この年、GAZOOプロジェクトがスタートしました。
その4年後、2002年の日韓大会の年には、トヨタ自動車のG-BOOKプロジェクトと日本ユニシスのClub Unisysプロジェクト、さらに、2006年ドイツ大会の年にはJR東日本企画のJingleプロジェクト、そして、南アフリカ大会が開催された今年は新しくゼビオでの仕事がスタートしました。
こうしてみると当社は、ワールドカップとたいへん縁が深いようです。
その開催年にはいつも新しい仕事やクライアントとの出会いがあり、その度ごとに、新しい挑戦をするチャンスをいただいてきました。
また、私個人の観点でみると、「寅年」というのは大きな節目になります。
私が生まれたのは1962年の寅年です。
大学を卒業し、リクルートに入社したのは1986年の寅年。
そして、会社を創業したのが1998年の寅年です。
つまり、ワールドカップ開催年でしかも寅年の2010年は、私にとっても会社にとっても極めて大きな節目の年。…ということに、つい最近、気がつきました。
ちなみに、次の寅年(2022年)には私は60歳。還暦を迎えます。
12年1クールとして、人生を分けて考えれば、今年から2022年までの第5クールは天命を知る50歳を経て、いわば人生の集大成とすべき時期であり、同時にポスト還暦への貴重な準備期間でもあります。
そんなわけで、ここはびしっと心を引き締めて、がんばろう!と決意した(一年遅れですけど…)次第であります。
おりしもリーマンショックに続いて、トヨタショック!
そしてなによりも、Twitterやfacebookといった新しいコミュニケーションツール、さらにはiPad、スマートフォンなどの新しいメディアの登場によって、当社の周辺の経済環境やコミュニケーションが大きく変化しています。
思い起こせば、1998年。
消費者主導、個人主導のコミュニケーションが自動車流通など様々な流通のしくみを変える。
そんな新しい時代の到来を予見して、起業したものの、振り返ってみれば、この12年とちょっとの間やってきたことは、その前のリクルート時代の12年間に培ったノウハウを進化、発展させただけじゃないか!…。
もちろんそれがすべてではありませんが、多いに反省しなくてはいけません。
2006年より当社では中期経営計画「Update」を掲げ、主にコンプライアンスやセキュリティの強化など、“ちゃんとした会社になる”ことを目標にがんばってきました。
そして、2011年からは新しい中期経営計画「Renewal」をスタートさせ、いま芽吹きつつある新しい時代の新しいコミュニケーションの推進に努めていきます。
同時にこれは当社にとっては第二の創業でもあります。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
2011年元旦
株式会社ネクスト・ワン
代表取締役 宮崎秀敏
6月に南アフリカにいってきました。
追伸:2010年那覇マラソン(42.195km)の結果は「12km地点過ぎでバスに収容」でした。
◎ネクスト・ワン経営スローガンの歩み
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ちゃんとするプロジェクト2005
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Update 2006ー上にはもっと上がある
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Update 2007ー青春ど真ん中
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Update 2008 on the defensiveーらしくない“らしさへの挑戦”
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Update 2009 on the defensiveー最高傑作は次回作
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Update 2010 on the defensiveー粘れる脚と折れない心