おかげさまで、株式会社ネクスト・ワンは創業25周年を迎えることができました。ありがとうございました。リクルートを退職後、トヨタ自動車のチームCSの皆さんと出会い、約半年間、同行取材させて頂き、中古車販売について勉強させて頂きました。そして、中古車の個人売買ネットワークを立ち上げるのをやめて、GAZOOの立ち上げをお手伝いすることに。1998年6月1日に前身である有限会社宮崎CS研究所を設立、会員誌『GazooClub』の編集や会員コミュニティの運営などをさせて頂きました。その後も、G-BOOK、eCRB、Gazoo Mura、Gazoo Racingなど様々なプロジェクトに参加させていただきました。トヨタ自動車とトヨタコネクティッドのみなさまには深く感謝しています。また、オートバックスセブン、本田技研、NTT-X（NTTレゾナント）、日本ユニシス（BIPROGY）、JR東日本企画、ゼビオグループなどのお客様に恵まれ、「コミュニケーションの改善を通じてさまざまな経営課題を解決する」ことをテーマにビジネスを続けてきました。
●
創業15周年には「違う場所で、違うことをする」をテーマに掲げ、2016年7月、ミャンマーにTokyo Tomato Cafeをオープン。20周年には高級食パンのフランチャイズ・銀座に志かわを創業しました。そして、25周年記念プロジェクトとして、2年前からコーヒーの自家焙煎プラットフォーム「RoCoBeL」のフィジビリティスタディをしてきました。開発中の「炊飯器でお米を炊くように、誰でも失敗なく、簡単に焙煎ができる小型自動焙煎機については、たくさんの課題出しと改善が進み、量産化の目処が立ちました。今年はいよいよビジネス化に進みたいと思っています。
●
25周年を記念して、仏像製作や文化財の修復などで活躍されている彫刻家の中村恒克さんの狛犬の彫刻を購入させて頂きました。この作品のテーマは「忍辱（にんにく）」。仏教用語で「侮辱や苦しみに耐え忍び、心を動かさないこと」、六波羅蜜の第三の忍辱波羅蜜からきている言葉です。この25年間を振り返ってみると、素敵な出会いやたくさんの幸運に恵まれた一方、Tokyo Tomato Cafeの83ヶ月連続赤字をはじめ、なかなか収益が上がらない、結果が出ない厳しい状況が続いていますが、一喜一憂することなく、着実にブレることなく、ビジネスを進めていくことが大事だと思っています。なので、まさに当社の25周年にぴったりの彫刻と思って購入を決めました。何よりも、この背中を丸めて項垂れた姿が自分自身に思えて、一目惚れした作品です。渋谷桜丘ベースに展示していますので、ぜひ見にきてください。ということで、引き続き「ネクスト・ワン（最高傑作は次回作）」の精神で精進します。今後とも、よろしくお願いします。
PS. コーヒーも、買ってください。
https://shop.rocobel.com/
2019年 元旦
株式会社ネクスト・ワン
代表取締役 宮崎秀敏
 |
|
|
最高傑作は次回作
Our masterpiece is Next One. |
